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横浜市の北部に位置する都筑区。港北ニュータウンセンターを中心に市内の生活拠点に指定されている地域です。この地域は農業が盛んで、横浜市内の農家数の中でも最大と言われています。戦後、港北ニュータウン事業の一環として、農業専用地区が整備されました。その地区は現在も東方農業専用地区などを中心に横浜ブランドの農産物として生産を積極的に行っています。現在も小松菜の生産量は日本一とも言われています。昭和30年代になると、鶴見川沿岸に工業地帯ができたため多くの人が工場で働いていました。特に池辺町は大規模工場に加え中小企業の工場も立ち並び、活気ある町となっています。また港北ニュータウンの開発が進み、企業の本社や研究所も都筑区に拠点を置くようになりました。鶴見川沿いの南部地域を除き、ほぼ全域が丘陵地帯であり、起伏は緩やかではあるが高低差は大きい地域となっています。昭和４０年から港北ニュータウンの開発事業が進み、乱開発防止の方針もあり都筑区の自然を生かしながら宅地・産業・農業において発展してきました。自然環境保護や整備された道路、さらに公共公益施設などの整備も進み、人口も大幅に増加しました。