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神奈川県の南部に位置する大磯町。湘南地域に属し、夏の時期になるとビーチバレーやサーフィンといったレジャースポットとして大変賑わっています。大磯と言えば海！と言われており、その理由が「大磯海水浴場が日本で初めて開設された海水浴場がある」ことと「3つの趣が異なった海が3つもあること」で有名だからです。北浜海岸（大磯海水浴場）は、明治18年に幕末の医師・初代軍医総督の松本順が、海水浴の効用を説き日本初の海水浴場を開設しました。湘南の海の中でも駅から徒歩10分と一番近いこともあり、毎年県内外から多くの人が訪れます。北浜海岸の奥にあるエリアが照ヶ崎海岸で、神奈川県の天然記念物に指定されているアオバトの飛来地として有名です。また富士山がよく見えるスポットとして関東富士見百景にも選ばれています。週末になるとアオバトの見物客やカメラマンが集まり、アオバト鑑賞を楽しんでいます。さらに照ヶ崎海岸の奥にはこゆるぎの浜があり、こちらはシロギスなどの投げ釣りが盛んです。また地引網も人気で、地引網が行われる日は多くの家族連れで賑わいます。さらに北浜海岸と照ヶ崎海岸の間には大磯港があり、獲れたての魚を味わえる食堂や朝市などがあり、こちらも大変人気となっています。