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東京都23区の最東端に位置する江戸川区。地名の由来は、区の東側を流れる江戸川にちなみ名付けられました。人口は約70万人弱で東京23区の中でも4番目に人口が多い地域となっています。江戸川・荒川の河川や海に囲まれた地域で、区面積の約７割が海抜ゼロメートル地帯となっています。最も低いところになると、海抜マイナス2メートルの箇所もあり、水害のリスクが懸念されている地域です。そのため、200年に1度とも言われている大洪水でも決壊しない大堤防を建設する「スーパー堤防構想事業」が進められています。区の南部にはおおむね埋立地が多く、沿岸部には葛西臨海公園や葛西臨海水族館が所在しています。葛西臨海公園は、大空と海が目の前に広がる中、緑と水と人のふれあいをテーマに創られ、区民の憩いの場として今でも多くの人が訪れています。江戸川区では、1972年から2004年まで葛西沖の埋立て・開発事業が東京都建設局により大々的に行われ、江戸川区清新町と臨海町が新たに開拓されました。その事業の一環として、1989年（平成元年）に葛西臨海公園および葛西臨海水族館が建設されました。葛西臨海公園では毎年多様なイベントや野外フェスが開催され、多くの人が訪れます。