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ダイワ イグジストの進化~歴代イグジスト全6種~

イグジストはダイワのフラッグシップスピニングリール。

その時代においての最新技術を小型ボディに詰め込んであり、淡水でのバスフィッシングやソルトでのシーバスフィッシングなど幅広い釣りで高い人気を誇ります。

このイグジストですが、今年新発売となる18イグジストを始め、現在までさまざまなモデルが発売されています。 今回は現在までに発売されてきたイグジストシリーズそれぞれの特徴をご紹介していきたいと思います。

目次

  • 18イグジスト
  • 15イグジスト
  • 12イグジスト
  • 05イグジスト ハイパーカスタム
  • 05イグジスト スティーズカスタム
  • 05イグジスト
  • まとめ

18イグジスト

イグジストの最新モデル

18イグジストは2018年に発売となる最新モデル。 ダイワが創立60周年となるのに合わせて、新しいコンセプトを持つ新設計のモデルとなっています。 前モデルから3年経ってのモデルチェンジで、新しいコンセプトも搭載しているので発表されてからの注目度も非常に高いモデルです。 新しいコンセプトや搭載技術は下記のようなものとなっています。

新しいLTコンセプト

ダイワ創立60周年を機に発表されたのが「LTコンセプト」です。 LTコンセプトとは、「ライト&タフ」の略で、軽さと強さを併せ持ったダイワのスピニングリールの新基準となっています。

今までのリールよりも一回りコンパクトでありつつ、パワーは向上するといった相反する要素を両立させてあるもので、他にも「18カルディア」や「18フリームス」にも搭載され、いずれも2018年注目のスピニングリールとなっています。

LTコンセプトでは設計技術に関しても大きく変わったところは多いですが、最も変わったところは今までとの番手表示方法の違いです。 「FC」などの特殊表記がモデル名の最初に付いたり、スプールの深溝や浅溝の表示が「D」や「S」に変わっていて、ダイワのリールを長く使っている方には違和感が出るかもしれませんが、一目でどんなリールかが分かりやすい表記にはなっています。

また、同じくリールメーカーとして人気の「シマノ」のスピニングリールと番手の数字が同じであれば、ほぼ同じ大きさにもなっているので、それぞれのメーカーで比較しやすくなっているのも大きなポイントとなっています。

2つのモデルでより釣りに合ったセレクトが可能

18イグジストでは「オリジナルモデル」「フィネスカスタムモデル」と2つのモデルがラインナップされました。

オリジナルモデルは2500~4000番でブラックバスからシーバス、エギングなど多くの釣りに対応できる汎用性の高さを持つ8機種がラインナップ。

フィネスカスタムモデルは番手の最初に「FC」と入っていて、メバリングやアジング、ブラックバスなどの比較的小型サイズの魚をメインターゲットにした1000~2500番まで5機種がラインナップされています。

オリジナルモデルとフィネスカスタムモデルの違いはボディ、ハンドルシャフト、マグシールドの採用箇所の違いになります。 フィネスカスタムモデルでは軽量設計のボディを採用、ハンドルシャフトをステンレスから軽量なアルミシャフトに変更、またラインローラーのマグシールドやドライブギヤ軸のマグシールドボールベアリングを取り除くといったことで徹底した軽量化をしてあります。 オリジナルの「LT2500」とフィネスカスタムモデルの「FC LT2500S-C」では実に20グラムの軽量化が図られていますので、より繊細に釣りを行っていくことが可能です。

性能に妥協したくないアングラーにはとても嬉しいモデルセレクト仕様になっていることと思います。

モノコックボディの小型化に成功

18イグジストでは「モノコックボディ」が採用されているのも大きな注目ポイントとなっています。

従来であればボディとボディカバーを別々に製造し組み合わせることでスピニングリールは作られていましたが、モノコックボディはこれを廃することでビス止め部などを無くし内部ギヤの大型化を図ることに成功しています。

このモノコックボディは今までソルトウォーター用のハイエンドスピニングの「ソルティガBJ」やセルテートのヘビーユース仕様である「HDモデル」などの大型スピニングリールにしか採用されていなかったので、今回小型番手の18イグジストに採用されたことは技術進歩がかなり見られるところかと思います。

密閉性が高まったことによって従来よりもさらなる防水性を持ちつつ、小型化できていることは非常に大きな釣りのメリットになってくれることでしょう。

15イグジスト

さらに防水性と強度を高めたイグジスト

15イグジストでは前12イグジストよりもさらに防水性を高めるためにマグシールドボールベアリングを搭載しています。 マグシールドボールベアリングは先に「ソルティガ」のような大型スピニングリールで採用されていましたが、こちらも小型化されたのはとても印象的でした。

15イグジストは海でのルアーフィッシングにおいて、海水が浸入する可能性をさらに抑えられていて、タフに使える仕様となっています。

ドラグ性能を大幅に向上

15イグジストにおいてはスムーズな滑りで魚を無駄に暴れさせず取り込めることで定評のある「ATD(オートマチックドラグシステム)」を搭載しています。

さらにメインシャフトを従来よりも伸ばし、スプールを受ける台座部分のクリアランスを調整しガタつきを無くすことで、よりドラグの滑りをスムーズにする工夫がされています。

特にメインシャフトが伸ばされたことはスプール全体の支持を高め、ぐらつきを無くすものとなっているのでドラグ性能の向上に大きく貢献しています。

デザイン性と機能も向上

15イグジストではハンドルとスプールのデザイン変化も注目のポイントです。 ハンドルはマシンカットの削り出しで強度を保ちつつ、ハンドルノブは肉抜きすることによって軽量化を図っています。

12イグジストではスプールスカートが大幅にブランキングで穴開け加工されていましたが、15イグジストにおいてはデザインを一新しながら、素材を薄くすることで従来と変わらない自重を実現するものとなっています。

12イグジスト

7年の歳月をかけモデルチェンジ

初代イグジストから7年経ち、磁性を持つマグオイルを使用した「マグシールド」を搭載してモデルチェンジしたのが12イグジスト。 マグシールド搭載のフラッグシップモデルであり、初代イグジストの発売から7年が経っていたので、多くのアングラーが買い替えを行ったモデルでもあります。

12イグジストに関してはスプールシャフト部分だけでなく、ラインローラー部分にもマグシールドを搭載し、最も海水が入りやすい部分の防水性も高めてあります。 さらには05イグジストではアルミボディだったのに対して、ボディはカーボン素材のZAIONを搭載することで軽さと感度を向上させたモデルとなっています。

デザイン面においても大きく変化

12イグジストに関してはデザイン面でも大きな変化がありました。 まずはスプールスカート部分のブランキングで、大きく穴開け加工をすることによってたデザインを大きく変化させて、機能的にもさらに軽量化させています。

また、スプールスカートから覗くローター部分とハンドル付け根のハンドルプレート部はカーボン調のそれまでにないデザインとなっています。

05イグジスト ハイパーカスタム

ハイパーデジギヤを搭載

「ソルティガ」や「セルテートハイパーカスタム」に搭載されていたハイパーデジギヤをイグジストのボディに採用した05イグジスト ハイパーカスタム。

ハイパーデジギヤは非常に硬度のあるギアとして定評があり、シーバスやエギングなどのソルトルアーが注目を浴び始めていたのでヘビーユーザーに人気となりました。

デザインもオリジナル05イグジストとは違い、ボディのシルバーが強くなったり、ベールやハンドルプレートがゴールドになったりといった点でも人気となったモデルです。

05イグジスト スティーズカスタム

淡水専用モデルとして今でも人気

05イグジストを淡水専用とすることで、バスフィッシングへの適応性を高めたのがスティーズカスタム。

サイズは「2004」と「2506」のバスフィッシングで最も使われるラインナップとなっています。 2~6ポンドのフロロカーボンラインの使用を前提としていてトラブルを軽減するための「ABS‐Rエアスプール」や「ツイストバスターR」といったフロロ専用チューンのR仕様となっています。

ハンドル部はオリジナルモデルではアルミだったのに対し、一体成型のマグネシウムハンドルとして軽量化を図っています。 こちらもオリジナル05イグジストと同じくマグシールドを非搭載としてあり、軽い巻き心地で今なお人気のモデルです。

05イグジスト

大きな変化をもたらした初代イグジスト

05イグジストは2005年に発売となったイグジストシリーズの初代モデル。

それまでダイワのフラッグシップモデルには「TD(チームダイワ)」と付けられていたり、今も磯用スピニングリールに名前が継いである「トーナメント」シリーズだったので、ブランド名を一新したのがこのイグジストでした。

初代イグジストは、12イグジストにモデルチェンジするまで7年間もの間、ダイワスピニングリールのフラッグシップモデルとして活躍した今なお人気のリールです。

今までのダイワ技術をさらに昇華して搭載

05イグジストでは「マシンカットデジギヤII」「サイレントオシレーションII」「ツイストバスターII」といったそれまでの機能をさらに高めた「II」機能搭載や、ABSエアスプールにレーザーで「EXIST」と刻印されていたりといった今までにない技術が見られたことが非常に印象的でした。

この時期のダイワのスピニングリールはリアルエンジン(REAL ENGINE)、リアルコントロール(REAL CONTROL)、リアルエンデュランス(REAL ENDURANCE)、リアルカスタム(REAL CUSTOM)の「REAL FOUR」コンセプトの元で設計されていてとても人気があるものとなっていました。

現在においても05イグジストはマグシールド非搭載のアルミ製ボディスピニングであることを理由に人気があり、美品はもちろんのこと使用していたとしても高値で取引されているモデルです。

まとめ

イグジストは初代の発売から現在に至るまで高い人気を誇っていて、歴代モデルに関してもまだまだ買い取りの価格は高い水準となっています。 今年2018年に発売となる18イグジストにおいては新しいLTコンセプトを始めとする最新技術を搭載しているので、今まで以上に人気のモデルとなることでしょう。

今までとは一新されたモデルとなる18イグジストですので、歴代イグジストを持っている方は買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか。

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