神奈川県の南西部に位置する中井町。面積は20㎢、人口は約9,500人の小さな町です。起伏に富む大磯丘陵の北西部に位置し、町の1/3が山林となっており自然豊かな地域です。
北に丹沢山地、西には富士山を望むことができ、南側にある相模湾の影響で冬は暖かく、夏は涼しい地域となっています。町には2つの川が流れており、西には中村川、東には葛川が町を横断しています。また北部には、日本で一番新しい震生湖という湖があり、関東大震災時に川が堰き止められてできた湖で中井町と秦野町にまたがっています。水と緑に恵まれ田園風景が広がっている地域も多く、農作物や果物の栽培が豊富です。町の南西部には曽我山・不動山があり、斜面には中井町特産のみかんが栽培されています。中井町は面積に対して約1/4が農地として使用しており、特に果物の栽培が盛んです。町の特産品にはみかんのほか梅やくりなどがあります。中井町は明治41年に中村と井ノ口村が合併して誕生しました。平成30年には中井誕生110年、中井町制施行60年を迎えます。現在の中井町は、先人がつくり上げた中井町の魅力を再認識しながら磨きあげ、次世代に向けた中井町へ過去~現在~未来へと繋げる活動に取り組んでいます。